谷川稜線縦走H30 05-27-1

中ゴー尾根下山口　　6:50

　反対側から早稲田の学生さんのグループがやって来ました。
　谷川温泉に至る中ゴー尾根コースは、下るに従い急に成り安易に行くと危険です。川沿いの登山道が崩壊している場所もある。恐ろしい山ヒルも出る。
　この辺りの岩場は、花の宝庫です。
ハクサンイチゲ・ハクサンコザクラ・ユキワリソウ・ミツバオウレン・シラネアオイ・コメバツガザクラ等

オジカ沢ノ頭へ

　写真ばかり撮っているものだから、サクラマスさんに置いて行かれました。
シャクナゲだらけの縦走路は、蕾もあり見頃に近い。19日から20日にかけての雪でやられてはいるがだいぶ復活しています。
　ピーク手前は、岩場も急に成り、鎖もあります。

肩ノ小屋　　6：29

　肩ノ小屋は、宿泊者が20人位居たそうである。
西からの縦走者も2組上がって来ました。
トマノ耳に寄り道したので14時のバスに間に合うはずがない。
冷たい風が心地よい。さあ縦走路へ出発。

トマノ耳　　6：18

　先週も登った谷川岳、今日は時間が無いのでトマノ耳だけです。
雨氷が綺麗に付いた咲き始めたミネザクラは満開です。
　「アルキニストの山旅」のサクラマスさんが少し遅れて登って来ました。
同じように稜線縦走するそうです。

谷川岳へ

　ザンゲ岩を過ぎると西黒尾根の急登は終了。
肩ノ広場の雪田には、小屋方向にロープが張ってありますが、そのまま山頂方向に登ります。

ラクダの背　　4：59

　森林限界を過ぎ、2箇所の鎖場を越えラクダの背から西黒尾根の岩場を見ても先行者は見えません。
　蛇紋岩の岩場には、高山植物のホソバヒナウスユキソウ・ユキワリソウ・ハクサンイチゲ等が咲く。
　昨日マチガ沢で雪崩が発生し、東京都庁体育会山岳部3人が巻き込まれ重症を負ったそうだ。

山歩き行程（写真を撮りながらなのであくまで参考です）
慰霊碑駐車場-18分-西黒尾根登山口-1時間12分-ラクダの背休憩4分-1時間15分-谷川岳トマノ耳撮影3分-1時間10分-オジカ沢ノ頭
-21分-小障子ノ頭軽食休憩9分-11分-大障子避難小屋-1時間5分-万太郎山軽食休憩14分-47分-毛渡乗越-１時間1分-エビス大黒ノ頭
休憩13分-54分-仙ノ倉山-1時間3分-平標山-53分-松手山-56分-平標登山口　　全歩行工程（慰霊碑-平標登山口）　12時間24分(休憩43分含む）

日の出　　4：40

　有名になった直角のブナの木が暗闇に浮かび上がる。
谷川岳山頂まで3時間の標識を見てこれからが急登本番です。
日の出は、尾瀬の燧ヶ岳の左から登って行く。

←慰霊碑駐車場　 2：55
→西黒尾根登山口　 3：13

　駐車場には、1台も停まっていません。
ヘッドライトを点け西黒尾根を登って行く。
出来れば2時スタートとしたかったが、二度寝してしまった。
先行している方は、いないようだ。
クマが心配なので鈴を鳴らしていく。

オジカ沢ノ頭　　7：31

　オジカ沢ノ頭手前は、ハクサンイチゲの群落が有りました。
俎嵓へ続く踏み跡は、はっきり判らなくなっている。
もう歩く人は居ないのだろう。
写真を撮り過ぎたので時間短縮のためにも休めません。

　2年前の縦走は、5月29日。昨日は、 Jimny-Hikerさんと　ゆうやけさんが平標山から縦走している。
yasubeさんは、25・26日と白毛門から馬蹄形縦走したそうだ。どちらもシャクナゲの見頃のようです。
当たり年のようなので万太郎山と平標山のシャクナゲと朝日岳のシャクナゲと悩みましたが、疲れの少ない稜線縦走にしました。
　谷川稜線縦走コースタイムは、13時間。西へ向かう方が、交通機関の都合で早く帰って来られます。
午後2時のバスに乗るためには、10時間台で歩かないと間に合いません。
　飲食物は、水分2.5リットル、冷やしたぬきうどん、オニギリ1個、菓子パン3個、バナナ、カロリーメイト等。