赤城 船ヶ鼻山-薬師岳山歩き H.29 05-28(日)
薬師岳  13:41

 薬師岳の西側に薬師様が祀ってある
薬師岳は、眺望が無い。山名柱の他、すかいさんの山頂プレートと富士見郷土研究会の長岡さんの立てた梵天が有ります。
 沼の見える位置を探し、東や西へウロウロします。
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船ヶ鼻山 標高 1,466m
(単独行)
天気:雲後晴
山頂気温:19.9℃
ワラビ平   15:50

 ワラビ平へ戻り天気が午前より良くなったのでツツジ平にも行って撮影。
牛石方向の下山口を探し、送電線方向をウロつく。
北に行くと東電作業道が有り軽トラの轍を見つける。
こんな道が登山道では、全く面白みが無い。
幸福の鐘   7:30

 作業道は、一旦伐採跡に出てまた林に入る。奥に鉄塔が見えるのであの先が船ヶ鼻山かな。
 幸福の鐘は、火の見櫓の半鐘でした。
ここから左の山道に入ります。
マーキングが沢山有り迷う事は無い。
薬師岳 標高 1,538m
(単独行)
天気:晴
山頂気温:18.3℃
船ヶ鼻山登山 楢水コース H.29  5月28日
帰りは、牛石コース

山歩き行程 (写真を撮りながらなので参考です。)
駐車場-53分-幸福の鐘-21分-楢水
撮影13分-1時間5分-楢の木撮影17分
-24分-ツツジ平休憩撮影58分-5分-ワラビ平昼食撮影37分-11分-
船ヶ鼻山撮影13分-1時間57分-薬師岳
休憩散策46分-1時間16分-
-7分-ワラビ平撮影44分-45分-牛石-1時間3分-駐車場
全工程11時間45分撮影休憩2時間50分含む
牛石   17:19

 車の通る作業道なので勾配は、緩くかなりの大周りを強いられる。
分岐点の牛石へ出た。牛石は、なんてことは無い、ただの埋もれた岩です。
右は他の鉄塔への作業道。
 ダラダラ歩き、東電道から案内通り左の林業道路へ進入。

篭山

小地蔵岳

地蔵岳

↑大楢の木   9:09        ↑ツツジ平  9:40

 楢水からは、道がかなり急になりジグザグに登って行く。オニシダの他には、たまにスミレが有るだけだ。
カラマツの木にとまる羽化最中のハルゼミを発見。駐車場の車の主か、下山者がやって来た。牛石コースは、林道で面白くないと言っていた。
 急坂を登りつめた所に大楢の木は有りました、枝ぶりも立派です。
緩い道を登って行くと送電線の伐採地が有り、ここがツツジ平です。
ヤマツツジやレンゲツツジがこれから咲く所でした。この道を開いた関係者と出合いザックを下ろし一休み。刈り払ってあるので渋川や沼田市街が良く見えます。
ワラビ平   10:43

 大鉄塔が見えると分岐にまた半鐘が吊るして有りました。
 沼方向から来た、群馬県山岳連盟自然保護委員会の自然観察会一行に出くわす。総勢65人がここで昼食。
 伐採跡は、東側が開け尾瀬の山や白根山、皇海山が良く見えた。
ワラビも沢山有りますが、競争が激しく収穫はちょっぴり。

船ヶ鼻山

登山口   18:22

 鹿除けゲートの外は、広々してやっと世の中に出た感じ。
うー長かったぜ!夕日が眩しいよ。

 時間もかなり掛かってしまいました。当分歩く事は無いだろうな。
船ヶ鼻山の地図
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登山口   6:37

 鹿除けゲートを開けて車を入れると、旧沼田営林署の苗畑であった場所の奥に登山者駐車場がある。
登山口には、トイレ・案内板・東屋の他にストックが用意されていて親切である。
 向かって右が楢水コース、左が牛石コースである。
 楢水コースを登りに使い、牛石コースを下りた方が良いとアドバイスを頂いたので左周りとする。
 森林管理署の作業道を進むと鹿柵ゲートが再び有ります。
カラマツ林の下草は、オニシダが生い茂り、まるでジュラシックパークのようです。
珍しいなと歩いて行くと何処までもずっと同じ景色。

山行図

 昨年8月7日に船ヶ鼻山登山道が開通したそうである。
以前より興味を引かれていたが、某所より撮影依頼が有ったので出かけて来ました。
東電や森林管理署の作業道を利用し新規に整備したのは、幸福の鐘よりツツジ平のようだ。
赤城山の北西に位置する昭和村は、火山麓扇状地なので常に水に不自由した。
 貴重な湧き水、「楢水」の水源地は大切に守られている。
これを見せたいがために楢水コースを作ったそうである。
オニシダ

 珍しかったオニシダもこれだけ多いと飽きて来る。
代り映えのしない道は、GPSが無いと方向感覚が失せます。
鐘をたたき元気を振り絞り歩きましょう。
なんかここまで来ると我慢大会みたい。
林の中は、だんだん薄暗くなり気味が悪い。

鳥居峠

ワラビ平   10:43

 大鉄塔が見えると分岐にまた半鐘が吊るして有りました。
 沼方向から来た、群馬県山岳連盟自然保護委員会の自然観察会一行に出くわす。総勢65人がここで昼食。
 伐採跡は、東側が開け尾瀬の山や白根山、皇海山が良く見えた。
ワラビも沢山有りますが、競争が激しく収穫はちょっぴり。
野坂峠  13:36

 ミツバツツジやシロヤシオ咲く、幾つも小ピークや痩せ尾根を通過し、沼の見える野坂峠へ出た
登山者とも数人出合い、かなりマイナーなこの道もけっこう歩く人がいる。
船ヶ鼻山だけで無く、こちらまで来た方が面白みが断然有ります。

鈴ヶ岳

昭和村最南端ピーク  12:38

 昭和村最南端のこの辺りは、西側が切れ落ち深山カルデラと呼ばれ今でもガラガラ崩壊が進んでいる
 鈴ヶ岳が19万年前に噴火した際、それに伴い深山カルデラが形成された説が有る。この噴火で火砕流が棚下まで流れ、古沼田湖の形成に影響が有ったかも知れない。

鷲石

船ヶ鼻山

鷲石

 山頂の直ぐ南に有る石が、鷲石と呼ばれる。この時傍に猛禽類の鳥が飛び去りました。
自然観察会一行65人は、沼方向に戻り、昭和村の案内人の方は、ツツジ平方向を降りて行った。
私は物足りないので薬師岳へ行きましょう。
船ヶ鼻山   11:31

 誰も居ないと思っていた船ヶ鼻山にこんなに大勢押し掛けた。昭和村の関係者によると小学校の遠足以来の大人数だそうだ。
 船ヶ鼻山頂は、もちろん眺望が無い。山名も地図に無く、三角点も有りません。
おそらく村に有名な山が無い昭和村が、山頂を作ったのかな?真新しい石と木の祠が一つずつ、お神酒が供えてありました。
 「この先危険に付き立入禁止」と立て札が有りますが、踏み跡はバッチリ。どうやら森林管理局の意向で少しでも危険個所は責任が持てないからかも?
もう少し先まで昭和村ですが、整備した登山道は、ここまでです。
 
国土地理院2万5千分1地図に加筆

ツツジ平

大楢の木

ハルゼミの羽化

楢水水源   7:51

 歩いていると水音がする。古い配水管も転がって、地下に水路が通っているようだ。
 小沢に水が流れここが楢水か。
飲料水の水源は、西側のフェンスの中に有った。
これが、横浜少年自然の家等へ供給されている。
船ヶ鼻山より薬師岳へ

駐車場


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